投資からの退場を避けるために。分散投資の銘柄先。

投資からの退場を避けるため

10~15銘柄に分散投資する個別銘柄は特定の銘柄に資金を集中させることになり、資産の増減が大きくなる傾向にあります。 そのため、ある程度資産が大きくなり、給与以上の値動きを示すようになったら10~15銘柄程度に分散することが重要となります。

個別株投資で負けがない、ということはまずありえません。

私は比較的長い間、限られた銘柄に集中投資していましたが、若く、投資額が限られたからできたことです。 個別銘柄で全勝はまず無理であり、株式市場から退場しないためにも分散を心がけたいところです。

投資信託やETFなら、数十、数百などの銘柄に分散投資されています。 注目銘柄私は投信やETFのほかに、個別銘柄にも投資してきました。 私が注目している銘柄をご紹介します。

ロッキード・マーチン(LMT)戦闘機F35の製造など、国防では圧倒的なシェアを誇ります。 国防を担う企業であり、技術の集積もあるので、唯一無二の存在感を持ちます。 米中貿易摩擦や中東問題など地政学リスクが過熱すれば、さらに重要度が高まります。

民間航空機で有名なボーイングも魅力ですが、国防は民需ほど景気動向の影響を受けにくい、という点でも押さえておいて良いでしょう。

ゾエティス(ZTS)ファイザーの動物分野がスピンオフしてできた会社で、家畜やペットの薬品で圧倒的な存在感があります。 従来の治療体系を覆す薬効を持ち、他を圧倒するシェアを獲得するような利益を生み出す新薬をブロックバスターと言います。 ヘルスケアではそれを実現させられるかどうかで業績が決まってきます。

それができないと莫大な研究コストが無駄になったり、シェアを失うというというリスクがあり、競争が激しいセクターです。 しかし、動物系のヘルスケアでは、人間向けのヘルスケアほどライバル企業が多くないという強みがあります。 家畜もペットも高齢化しており、マーケットは拡大しています。

シーエムイー・グループ(CME)シカゴの取引所で、金利、株価指数、外国為替、エネルギー、農産物、金属ベースの先物とオプションを含む商品を提供する企業です。 取引所はどの国でも競争の激しい分野ですが、単なる取引所と一線を画します。

「シービーオーイー・マーケッツ(CBOE)」と併せて、面白い銘柄の一つです。 ブロードリッジ・ファイナンシャル・ソリューションズ(BR)金融系のITソリューション企業です。 会計専門企業からスピンアウトされ、証券取引の決算システムや税サービスなどを担っています。 替えが利きにくい業界であり、業績も安定的な注目企業です。 値動きはやや激しく、業績も上下があります。

エム・エス・シー・アイ(MSCI)指数算出会社で、MSCIコクサイ・インデックスなど、有名な指数を作り、使用料を得ている企業です。 粗利率が8割、営業利益率が4割~6割など、圧倒的な利益率を誇ります。

マーケットには経済状況や人々の関心に応じてESG(環境/Environment、社会/Social、ガバナンス/Governance)など新たな観点に基づく指数を生み出していきますが、新たなジャンルのニッチな指数が出ても、買収して内製化することも可能です。 実際に数年前にESGスコアの企業をM&Aしていました。 他社がその牙城を崩すのは難しいと言えます。

S&Pグローバル(SPGI)SPGIのSPはスタンダードアンドプアーズを指します。 S&P500やダウ平均30種などの指数に代表される、指数算出会社です。

MSCIと同じく、指数の使用料で利益を得ていますが、それだけではありません。 世界三大指数算出会社でありながら、信用格付け会社としても世界のトップスリーに入っています。 私はマグロウヒル以来の優れた企業だと思います。

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アドビ(ADBE)IT企業の老舗格で、電子文書のPDFやイラストレータなどが有名です。 画像編集、文書編集に長けており、こちらも唯一無二と言っていいでしょう。 業績は横ばい傾向でしたが、2015年から好決算を連発しました。

フォトショップをサブスクリプション化して、毎年課金する仕組みにしたことで、違法コピーは減る、バージョンアップがスピーディになるといったメリットが生まれ、好業績です。 若干決算に陰りが見えていますが、ハイテクの中でも参入障壁の高いビジネスモデルです。

マイクロソフト(MSFT)マイクロソフトも、サブスクリプションとクラウドがポイントです。 有名なビジネスソフトであるオフィスなどすべてオンラインライセンスにして、毎年決済の仕組みにしました。 違法コピーのCDなどが一掃され、利益率が上がっています。

クラウドのシェアでもアマゾンのAWSを抜くなど、ほんの5年前のイメージとはがらりと変わりました。 アマゾン・ドット・コム(AMZN)アマゾンといえば小売り、というイメージがありますが、現在は小売りよりクラウドが伸びています。 ただし営業利益率は低く、4~5%程度です。

カリスマ創業者のジェフ・ベゾス氏が社長ということで意思決定が速いのが強みです。 先進的なサービスを数々立ち上げる前衛的な営業スタイルも魅力の一つです。

ムーディーズ(MCO)SPGIと被りますが、世界三大格付け会社の一つです。 格付けを間違えると訴訟となるのが懸念材料ではあります。

実際にサブプライムローンに伴う格付けのミスはリーマンショックを引き起こし、訴訟になりました。 しかし、ビジネスモデルは強固で、知識集積型、参入障壁は同様に高いです。 ビザ(V)ビザカードでおなじみの企業です。 営業利益率が6割程度と高水準です。

手数料商売であるため、極小の投資で大きな営業キャッシュフローがあり、フリーキャッシュフローが毎年伸び続けています。 ブランド力があり、世界をカバーしている希少な存在です。 リスクが意識されるのは、独禁法など、あまりに強すぎるビジネスモデルにメスが入る時でしょう。 マスターカード(MA)マスターカードで有名な企業です。

ビザカードと同様で、圧倒的なブランド力を誇っています。 新興国への浸透も着実で、世界経済が成長する限りにおいて恩恵は大きいと言っていいでしょう。 決済ビジネスは非常に強いビジネスモデルです。

オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)会計の分野もクラウド化され、ネット上で管理するようになっています。 その中心にあるのが、オートマチック・データ・プロセッシングです。 面白いのは、企業の決算情報を持っているので、独自に統計を算出している点です。 ADP雇用統計は有名ですね。

これらのデータ自体が信頼性が非常に高く、営業活動に繫げられる力があります。 中小企業向けにはインテュイット(INTU)も高シェアです。 お互いある程度競合せず、すみ分けができています。 いずれも唯一無二の業態で参入障壁は高いといえます。

フェア・アイザック(FⅠCO)クレジットスコアを作っている企業です。 クレジットスコアとは個人の信用情報を得点化したもので、クレジットカードを作ったり、住宅ローンを借りたいという際、銀行などの金融機関にデータを提供します。 連続増配傾向で、利益の拡大とともに配当も増えていくと見込まれますが、基本的には配当より、値上がり益を狙いたい銘柄です。 最初に私のブログで紹介した時から随分株価が上昇しました。

決算を見極める必要がある企業の一つです。 ブラックロック(BLK)世界最大の運用会社です。 SPGIやMSCIの指数をベンチマークにしてETFを作り、運用します。

金融セクターであるため、リセッションの際などに大きく下がることがあるので要注意です。 しかし、銀行と異なり競合が少ない、替えが利かない、という強みがあり、逆にリセッションを狙って買うのも面白いと思います。 世界三大ETF運用会社の1つでもあります。 一見して、金融とハイテクが多いことに気づかれると思います。 米国の伸長を支えてきたセクターだからです。

しかし、その分ボラタイル(値動きが激しい)でもあるので、市場動向を見極めて投資する必要があることを申し添えておきます。 長期保有が基本のインデックス投信やETFとは違う投資スタイルになります。

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