投資におかえる過去のデータはどこまで信じられるか。情報の効率化。

過去のデータはどこまで信じられるか

投資信託は、毎年新しい商品が発売されています。 2014年から始まった新制度NISA(小額非課税制度)に合わせた「「NISAにお勧め」というキャッチコピーの商品もかつては目にしました。

果たして、新商品は買うべきでしょうか。

私の意見は「市場平均に連動するインデックス型投資信託が合理的と考えられる以上、無理してどのような成績を残せるか分からないファンドを買わなくてもいいのではないでしょうか」です。 先程の『格付け会社の評価を参考にしない』でも少し触れましたが、所詮過去のデータは過去の事でしかありません。

また、新しい投資信託だから何か良いことがあるわけではありません。

判断材料の一つくらいに考えて、過信しすぎないようにしましょう。

特に、過去のデータを見る場合、期間についても注意が必要です。

例えば、大きなショック(金融危機)後から見たデータも過信できません。 大きなショック後ではどれも、下がった後に上がっていて当たり前だからです。 すなわち、そんなに良い運用成績でなくとも、良いように見えるのです。 さらに過去のデータが信じられない上に、周囲の評価も信じられません。

証券会社のホームページでは、たいていその証券会社の取り扱っているファンドの人気ランキングが発表されています。 これが、あてにならないのです。

人気の上位に来ているということは、売り手側が売りたい商品=売り手が儲かる商品=買い手にはコストの高い商品=セールスに弱い人、自分の頭では考えない個人投資家に人気の商品、である事が多いからです。

上位に来る商品の特徴としては

  • 分配金が多い
  • 運用開始から、まだそんなに期間が経過していないことがある(最近話題になってきた)
  • よく見るとコストが高い(購入手数料は低いが、信託報酬が高い)
  • ハイイールド債(格付けの低い債券=利率は高いが信用性が低い)

などの特徴が挙げられます。

もちろんそれらのファンドが全て悪いとは限りません。 しかし、投資で大切なことは『大多数と同じ行動をしない事』です。

そのように人気があるということは、自分の頭で考えないタイプの人(大多数)が、安易に飛びつくファンド=儲からないファンド、であるかもしれないことをしっかりと理解しましょう。

くれぐれも「自分で分析する(自分の頭で考える)のが面倒だから、上位のファンドでポートフォリオを組めば良いだろう」という大多数の人がやりそうな方法は止めましょう。 ファンド選びは、最初の内は難しいですが『考えない投資家』になってしまっては、いつまでたっても残念な方向に向かったままです。

シェラ様もおっしゃってますが過去チャート分析など、過去のデータでも有用なものはありますしパターンを読み解くなど有用な方法もあります。

必要なもの、不必要なものを切り分けしっかりとした情報を集めましょう。

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